2021年 4月も中旬、、
マニラ首都圏 3度目のECQで更に絶賛 延長中 😈
マクロを見ると 経済活動停止、失業者激増など、、
ミクロでは 当サロンも営業停止中がつづき、、スタッフ大丈夫かなぁー
、、と、昨年の4月にも同じ記事を書いておりました。
昨年は 未知のウイルス と仕方ないところもありましたが
今はどうだろ?
変異株が??
元々 数々ある コ○ナウイルス自体が変異を続けるもので、ずぅ~~~~と『人と共存していた』と、免疫学をちょっと調べれば出て来る情報
あっ、、今回はこのお話しではなくて、、昨年同様、お客様より
「いつからサロン、オープンですか??」
「根本のカラーが、気になって、、😰」
など、ヘアカラーのご相談もけっこう頂いておりますので
もし、ホームカラーをする時の注意事項のお話しもしようかと思います!
目次
ヘアカラーの多くは《アルカリタイプ》
アルカリタイプは 1剤と2剤を混ぜて、化学反応で 白髪を染めたり、黒髪を明るくしたりします。
今や フィリピンのスーパーマーケットでも普通に売っている《泡カラー》も 化学反応で染めるアルカリタイプカラーです。
なので、このカラーには 大きく分けて《2つのリスク》があります。
詳しくは以前の記事をごらん下さいね!
👇
ざっくりと おさらいですが、、
1、ケミカルリスク
これは 1剤と2剤を混ぜた時の反応で、大量発生する活性酸素や 成分中のアルカリ剤でのピリピリしみたり、 薬品かぶれなどです。
(上の写真がその一例ですね、、)
そして、本当に怖いのが、、
2、アレルギーリスク
染まる色味の成分で《ジアミン色素》などが引き起こす アレルギー反応です。
アレルギーが出てしまうと、花粉症と同じように 基本は《一生お付き合い》となり、、面倒なのは 他のアレルギーを誘発したりもします。
それでも繰り返すしてしまうと、、
『アナフィラキシー ショック』になる事もあるのです😱
「今まで問題ありません! 大丈夫ですよ!!」
多くの方は、そう言われますが、油断は禁物!
交通事故じゃありませんが、なってからでは なんともなりませんから、、
もちろん、ヘアサロンでのカラーも同じリスクはあります。
閉鎖措置が明けるまで待たなきゃ ダメ 絶対! って訳ではありません。
(海外だと、、自分で 最低限の知識を持って 染めた方が、、 まだ安全かな? って事もありますが、、
では、今回の本題ですね!
『ホームカラー (アルカリタイプ) の注意点』
《前準備》
染めたいところに、スタイリング剤が付いてない様にしましょう!
軽いトリートメントくらいなら大丈夫ですよ
※ 今回は根元の白髪など リタッチのお話し中心となります!
前準備 ポイント(1)
《頭皮は汚れているくらいがちょうどいい!》
シャンプーして丸一日後とか、皮脂が頭皮を覆っているくらいの方が ケミカルリスクから守るガードになります。
アルカリカラーなら、皮脂くらいあっても充分に染まります!
ポイント 2
既染毛 (以前にカラーをした髪)は
新生毛 (新しく生えてきた 染めたい根本)より
めっちゃ染まります!
ので、、根本だけ染めたくて、既染部分を《暗くしたくない》時は、既染部分にあらかじめ コンディショナーなど付けて、カラーが付かない様に ガードしておくのもありです!
※既染部分 にカラー剤がちょっと触れるだけでも (コーミングしてしまうとか) 明るめのカラー剤であっても、そこだけ暗くなる事もあります。
例えば、、
「6レベルのカラーだから大丈夫でしょ?」
で、髪全体 ベタ塗りしてしまうと、、仕上がりが 既染部分だけ
「え! なんで4レベルになってるのぉ~ ⁉️」
なんてこともありますのでご注意
また、当サロンでも《T−ZONE 染め》と言いますが
根元が伸びてきて、先に気になるのは フェースライン、パート中心 ではないでしょうか?
〜5週間くらいの周期で染めている方は 1回おきに、目立ちやすいところの《部分染め》で十分かと思いますよ。
《どのカラー剤を選べばいいのか?》
☝️フィリピンでもMallなんかで安~く売っているホームヘアカラー
本当に数々ありますよね!
どれが良いかは、、
使ってみないと分かりませんが😅🙏🏼
一応、おすすめは、ナチュラル成分 (ハーブなど) 配合の製品が、最近ではスーパーやドラッグストアなんかでも買えるようになっていますね!
もちろんWebサイトでも!
なんと日本のサイトにも、当サロンの敏感肌のお客様が持ち込んでくる
カラー剤が売っているんですねー
(悔しいけど、、これ現実なのよね / by スレッガー)
フィリピンだと、Health Optionにも売ってますが、、決してお安くはないですね、、
ただ《主成分》がナチュラルでなく、あくまで《配合》です。
シャンプーも同じく!
詳しくは シャンプーのお話し
👇
美容歴30年~の経験から【シャンプー選び】で気をつけてほしいこと!
ところで、コマーシャルでもよくある『ツンと臭わない』は優しいのか?
フィリピンでもお客様より「ノン アンモニア のカラー剤を使って!!」
とか、、言われる事がありますが
感ちがいしやすいですが、臭いがマイルドでも ノンアンモニアでも
ケミカル & アレルギーリスクは しっかりと あります!
アルカリ剤の種類
白髪がしっかり染まる、黒髪が明るくなるカラー には
キューティクルを開く為の《アルカリ剤》がしっかりと配合されています。
これが《アンモニア系》だと臭い
でも、揮発して残りにくい
《エタノールアミン系》だとそれほど臭くない?
アルカリでも臭くない、、ってことは
揮発しにくいから、、ってことは
残留しやすい??
☝️普通にスーパーで売ってるカラー剤
アンモニア フリーと自慢げの表示も、、
👇アルカリ剤は エタノールアミン系
《ノンシリコンシャンプー》が良い
《アンモニア フリー》が良い、、、
はい!企業戦略に乗せられているかも?ですよ!😅
アンモニアもエタノールアミンも、それぞれ多くの種類がありますが
カラー剤に使われるもので
アルカリの強さは、、↓
アンモニア < エタノールアミン
ヘアカラー後、髪や頭皮に残りやすいのも 実は
アンモニア < エタノールアミン
なのです!
詳しくは、、またこちら👇
ちなみに当サロンのアルカリカラー剤は
マニアックな低アルカリで いたわりのハーブもいっぱい!
まぁ、どちらにしても そのアルカリ剤は、1剤 にたっぷりと入っています。
ここで
リスク軽減ポイント(1)
1剤が 液体状ならそのまま2剤を混ぜてOKですが
1剤が チューブに入っているペースト状なら
2剤を混ぜる前に柔らかくなるまでしっかりと混ぜましょう!
これで 余計なアルカリを揮発させます
→ 柔らかくなるので 2剤がムラなく混ざる
→ 薬剤反応がスムーズになり 染まりが良くなります!
どちらにしても、2剤を加えたら、、
ポイント(2)
ムラがなくなるまで、さらに良~く混ぜましょう!
→これでカラーの塗布もムラなく楽になります
※ただ、柔らかくなる分 塗布時に垂れやすくなるのでご注意!
では、実践!
ホームカラーで特に需要が多いのが 根本染め (リタッチ)
付属のハケを使うのも良いですが、リタッチの時は手袋をして
指で塗るのも有効ですよ!
動画参照👇
☝️すみません、、この動画は、閉鎖措置で手元の道具が無いので
息子の頭でザックり撮影した 雑でなやつですが、、
指の腹を使って トントントン、、って感じで優しくです
あまり時間をかけず、ざっくり塗布しての クロスチェック!
違う角度から塗布ムラを馴染ます
塗布のポイント(1)
絶対頭皮を擦らないで❗️
カラー剤を事前にしっかりと混ぜておくことで
薬剤がゆるくなっているので優しい塗布でも馴染みやすいはず
なるべく根本以外付かない様に注意しましょう。
多少ムラがあってもいいや、、くらいの気持ちで!
→ ほとんどの場合、多少染めムラがあっても自分以外気付きません😆
また、規定の時間を守りましょう❗️
時間を長くおけば 染まりは良くなりますが、、
何度も言いますが、アルカリカラー剤はそこそこ強い『化学物質』であり
強い『活性酸素』を発生させての反応です!
活性酸素の怖さ👇
ポイント(2)
塗布が終わったら、ラップを巻くとよく染まりますよ!
保湿、保温効果ですね!
↑コレはサロンでの写真ですが、、
ここまでしっかり巻かなくても大丈夫ですよ
ポイント(3)
もし、規定時間が 20分だったら、15分くらいでラップを外して、テールコームなどで髪を立ち上げます。
最後に根本に空気を送るとカラー剤の発色が良くなりますよ!
同時に残って欲しくないアルカリ剤を揮発させます。
そのまま5分待って、、 しっかり流しましょう!
ポイント(4)
以前のカラーをして 時間が経ち、褪色(色落ち)が気になっていれば
この時に 優し~くコームをしてカラー剤を褪色部分になじませます。
この5分だけでも色が抜けてしまった部分なら充分フォロー出来ます。
※コーミングする時は 超~優しくですよ!
カラー剤を流す
※流す時は、頭をしっかりと下に向けて顔や体に カラー剤が流れない様気を付けて下さいね!
また、シャンプー前の流しは、完全に色が出なくなるまで
しっかりと!しっかりと!!です
シャンプーは《ゴシゴシ洗い厳禁》こちらも優しくしっかり泡立てて
しっかりとシャンプーも流しましょう!
ここで裏技❗️
もし、お掃除なんかで使う《クエン酸》をお持ちでしたら 500mlペットボトルに、耳かき2杯程度 (ほんのチョイ) を梳かして 弱酸性水 を作っておき、、
※シャンプー後、コンディショナー前に 少しづつ頭皮と髪を流します。
市販のカラー剤の多くが《エタノールアミン》が使われていますので
《残留アルカリ》を少しでも中和しておくと、頭皮、髪のダメージ軽減と
弱酸性がキューティクルを閉めるので カラーが長持ちしやすいのです!!
クエン酸が無ければ、酢でもレモンでも、、
フィリピンならカラマンシーの希釈水でもOK、、かな?
超裏技‼️
当サロンでは、ケミカル施術の後に SODA Head Spa を必ずしますが
👇
炭酸の弱酸性で最終中和をする目的もありますが、、
コレをお家でも!?
500mlペットボトルの炭酸水を、、半分飲んでおきましょう😄
(もちろん無糖の純炭酸水ですよ)
カラー後のシャンプーが終わったら、炭酸水が半分残ったボトルに 人肌程度のお湯を入れて
(1:1くらいが良いです! 炭酸が強過ぎると、髪がゴワつきます)
クエン酸水同様、少しづつ頭のてっぺんから頭皮、髪になじむ様に流して行きます。
この時は、顔や体に流れてもOKです!
本当は、、500mlより1Lくらいが理想ですが、、
流した後は、コンディショナーですが、特別なもの以外は、頭皮に付かない様ご注意です!
詳しくはこちら👇
何が違う?【リンス、トリートメント、コンディショナーの違い!】
また、本来ならサロンカラーをして、次のカラーまでのつなぎは《トリートメントカラー》が安全ですのでこちらもご参照下さい
👇
一番人気の『利尻昆布染め』も良いのですが、個人的には頭皮ケアも一緒に出来てしまう こちらがおすすめですね!
👇
初めて使われる方は、無難は ダークブラウン ですが、根本の白髪染めに使うのであれば、、
しっかり染めたい場合はナチュラルブラック & ダークブラウン
白髪ぼかし くらいなら ダークブラウン & ライトブラウン
お試しで2種類、小さなサイズの購入で、目的にもよりけりですが、週2回ペースで使う事になりますので 交互に使ってみるのはいかがでしょうか?
どちらか片方でOKとなったら、詰替えや お得用サイズを購入しましょう!
ずいぶんと長々となりましたが、、、
一応 この辺をおさえて頂ければ、ホームセルフカラーのリスク回避にはなるかな?と思います!
あっ、そうそう、、
👇これもよろしければ、、お願い致します 😆
あと、、amazonのサブスクサービスも、、やばいっすね!!