フィリピン移住で居残ってHair salonをつづける!

🇵🇭移住8年 フィリピン人奥様とKidsは日本へ🥲私は居残り、日本のサロンシステムを伝える!

フィリピンビジネス 本業(美容)の話し

フィリピンのヘアサロン事情のちょっとウラ話し

投稿日:

今回は、久々に ガッツリ 本業の話し、フィリピンの美容について!

目次

で、、 また今回も ウラ話し? となるのかな (笑)

くどい様ですが、私は 美容歴は30年をすっかりと超えてしまい、、

まだ現役で がんばっちゃってまして、、

ここ フィリピンと関わっても すでに20年近くになります


移住してからは、、 5年と4ヶ月かぁ~

以前、日本での 超忙しい毎日が続く中、、 何度となく、、


スタイリストはもういいから、製品開発したいなぁ~、、

と、淡い思いを抱く時期があり、大手ではなく あえてベンチャー的な、本質をつらぬく

研究所を持つメーカーさんの 開発部門の方と 情報交換や

ウラ話を聞かせて頂いたりもしておりました


なので、ウラ事情 そこそこ詳しい!

今では、そのベンチャー的 企業が、そこそこ大企業となり、、

あまりウラ話が聞けなくなっちゃいましたが、、

(秘守義務ってやつかな?)

 

  では、本題の

フィリピンでのヘアサロン事情

  のお話し

こちらでは、まだ LOREAL/ロレアルと、その中のブランド KERASTASE/ケラスターゼ

davines/ダビネス が 、、

日本のコンビニに例えると

セブンイレブン ローソン

的な感じでしょうか?

圧倒的なシェアを誇っております

そこに続け!  牙城を崩せ!!、、っと

Schwarzkopf/シュワルツコフ

日本でもおなじみの Wella/ウエラ(一度破れるも Return!)

そして日本発祥、海外進出のパイオニア!MILBON/ミルボン

などが勢力を伸ばそうとしています

もちろん、まだまだ、こだわりの製品を打ち出す メーカーがたくさんありますが、、


あっ、フィリピンの 財閥最強!

そこに続け~!!に似てますね、、haha

中流以上のサロンでは、大手外資のメーカー商材をメインとして

そのブランド力で、お客様にアピールをしているわけです


ってか、Made in Philippinesの業務プロダクツ、、

知らない(笑)

これは あくまで、それなりの 中流以上のサロンでの話しで、、

超庶民的な低価格のサロンでは、破格な 中国製品 などの商材を使っておりますが、、 

お客様への安全性を考えると、個人的にはとても使ってみよう、、とは思えません!

私も5年前、かなり驚いたのが

「フィリピンにも コレ あるんだ!」 と、以前使った事のある、とある商品の価格を メーカーさんに聞いてみると、、

同じ商品でも 日本での仕入れより遥かに高い!(~_~;) 

ということです

安いなぁ~ と思うのは

備品や小物 ⇒ ただ、質はかなり落ちますが、、

人件費 ⇒ ただ、質は、、  

  って、、ウソです(笑)   スタッフの質は

  教育(と情熱)しだいですね!

  うちの残ってくれているスタッフには

  ホント感謝です!!

人件費は、、日本と比べるものではないと思いますが、年々上がっているのと、法定の年末ボーナス、独自の福利厚生などなどあり、、

《 話がそれるので、詳しく聞きたい方は ご連絡ください! 》

ともあれ、ヘアサロン マネージメントでは、フィリピンだから日本より 安い!

ってのは、かなり限られ、逆に 

日本の方が安くね?」って事が多々ございます

 

例えば、世界的ブランド、おなじみ

KERASTASE

これは基本、日本でも、フィリピンでも輸入品となりますが

こちらでの 仕入価格 より amazon.jp の方が2割ほど安いものが多~くあります

 ↑コレは激安価格ですが さすがにamazonでも人気商品は定価ですね、、

そして フィリピンでのサロン仕入れで大きな比率を占めるのが 『カラー剤』 となります

カラー剤 も名のあるメーカーの物は、日本の様にスケールメリットが期待出来ず、メーカーの言い値となります

(1ダースで+1や10% offなどがなく、小物がもらえるくらいです

これ、、いらないんだけど、、が多い(^^ゞ)

更に、、こちらでは

『理.美容学校』『理.美容免許』 はありません

その代わり、やはりLOREAL、davinesなど、大手を中心として

都会の一等地に (ORTIGASとか)

豪華~な トレーニング施設を構えています

(絶対 賃貸料高い、造作費用もかなり! 相当な儲けがあるからこそ、、なんでしょう (^^ゞ)

ここでの トレーニングは、取引がある、または検討中のサロンでは

そのスタッフは、無料 にて短期スクールに参加する事が出来ます

私も 当初は何度か招かれて見学に行かせてもらいました


フィリピンの高級サロンなら、うちの商品は欠かせないでしょ!

オーラを ひしひしと感じながら (笑)

トレーニング内容は、デザイン、テクニック、仕上がりは、決して日本に引けを取らないほど 進んでおります

ただ、薬剤の使用量、薬剤を反応させるための待ち時間(放置時間と言います)が、、

日本基準の1.5~2倍が 当たり前

私が 重要視している 『安全性』 は?『アフターケア』は?

どこに??


え!? 髪だけじゃなく、頭皮も大丈夫なの??

  って、ハラハラして見ていました

  また、こちらに移住してからも

多くのスタイリストの 指導

  もさせて頂きましたが、、

中には 計量すらせず、大量の薬剤をドバドバ使い


ちゃんと適量計れよ! 残すほど出すな!!

薬剤塗布後、1時間近く チェックもせずの放置時間を置き

(その間 スマホに夢中、、)

なんて事が 当たり前となっていて、それで


結果』きれいに髪がそまりましたね!

  となっているわけです

実際、日本人とフィリピン人(と言うより、日本人以外)の髪質は、同じように見えても

タンパク質の構成が違い 『薬剤反応』ってのが、けっこう違うのです

なので、日本人用に作られた 優しめの薬剤では、日本人以外では 『結果』 が弱く

(まぁ、やり方次第ですが)

逆に、日本人が フィリピンに限らずですが、ローカルサロン で

強い薬剤で、長々と放置時間を置いてしまう、ケミカル施術をした際に 『結果が強過ぎる

 ⇒ 髪だけでなく、頭皮もダメージを受ける、、事があるのです

 

これは、スタイリストだけが悪いのではなく、その様な教育を受ける場がなかった、、 と言うのも問題なのです

(これこそ やり方次第!!)

 

そして、その恩恵を受けているのが

高価な薬剤を大量に使ってもらっている(販売している) 

メーカーさん となりますよね

だからこそ、豪華なトレーニング施設も運営出来、そこでのトレーニングが重宝され、、

スタイリストたちは、教えてもらった事が唯一のやり方と、、

この ループ が終わらないのです

まぁ、、偉そうなこと言ってますが、私も若い頃は、製品を作ったメーカーさんが言うのだから、、

それが正解!と ガンガン やってました、、

それが経営に携わり、また 薬剤(ケミカル)が環境に与える影響を学ぶ様になり、大きく変わりました

いかに 経費をムダに使い、ムダにお客様にダメージを与え、ムダに環境への負担を増やしていたかを、、、

 

(多分)未だ 美容学校でも 『アレルギー リスクがある』 程度は教えているでしょうが、具体的な施術理論は、特別なセミナーで勉強をしないと 対処 できないと思われますのでサロンによっての があるのでしょう

 

『きれいな 結果』 を出すのは 前提ですが、フィリピンでも 既に、妊婦さんだけでなく


健康被害は大丈夫?

と気にされる方が そこそこいらっしゃいます

まだまだ、裕福層の方からとなりますが、、

そして まだ知識は偏ってはいますが

カラーのリスク/ノンアンモニア カラーもダメなモノはダメ

 

他のサロンの スタイリスト だけでなく、オーナーさんとのお話しの中でも

「材料使用比率は何%でしょう?」に 答えられる方は少なく

こういったサロンのスタッフは、薬剤を 『湯水の如く』 使ってます

これもカラー剤を例に取ると、、


これ1本いくらか知ってる?


さぁ?


同じの日本でも売ってるけど、ここで買った方が1.5倍くらい 高いんだよ


そうなんですか!?


ムダに使うなよ!!

 

日本では 当たり前 の 『経営的考え』 の落とし込みを ここフィリピンでは、出来ているサロンがまだまだ少ないのです (-_-;)

日本が異常なのかな(笑)

早くスタイリストになって 『いずれは自分のサロンを持つ!

を掲げる若者が多いので、経営者になってから困らない様

『経営的考え』 の落とし込みがしやすいのですが

こちらでは、、

将来は将来!

材料費が多かろうが、少なかろうが、給料は変わらない

じゃ、使えるだけ使って 『結果』 を出した方がいい、、

そもそも、そう教えられ そうやって来た

給料は毎年 国が上げてくれる、、、、、、

 

そんな考えがあるのか?

もちろん、言葉には出さないですが、、

そう感じざるをえません

 ↑また登場 (*’▽’)

ともあれ、うちのスタッフだけでなく、他のサロンスタッフにも

前向きな 夢 を


もちろん、実現出来るやつ!

 持ってもらう計画が、やっと進みそうになってきたので

  これからが 楽しみとなりました!!

 

最後に、、

後の祭りって言うか、、

グチになっちゃうけど、、、

あの出来事が無ければ、既に進んでいたんだけどね (-_-;)

で、、 あの出来事 ↓

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-フィリピンビジネス, 本業(美容)の話し

執筆者:


  1. カスパース タケウチ リナ より:

    年に、1回位の頻度でフィリピンに行きます。サロンの場所を教えて下さい。

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